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中間管理職

中間管理職にありがちな悩み

責任の重み

会社に入社してある程度の実績や経験を積んでいくと、上司の推薦や自分の意思もあり、管理職に進む人がいます。
管理職の中でも中間管理職になると今までとは違う悩みが増えてきてしまいます。
上司と部下の間で板挟みになり、まじめな人やいい人ほど自分を責めてしまう傾向にあります。
目の前に起こる問題に対してすべて自分が責任を持たなくてはいけないと思い込んでしまい、抱え込んでしまい消化しきることに精一杯になってしまいます。

中間管理職の場合は自分の仕事を抱えつつ、部下の指導や教育をこなし、上司からの指示にもこたえていかなければいけません。
様々な自分の立場を持たなくてはいけないため、混乱しないように一つ一つをクリアにしていかなくてはいけません。

上司との接し方

会社の組織図の中で中間管理職に値するのが、課長や係長という立場です。
課長は部長の部下として指示を受け業務を遂行していきます。
そして係長は課長の部下として指示を受けています。

そのため課長も係長もそれぞれ上司がいる立場で中間管理職といえます。
部長に関しては役職になるため中間管理職という立場にはなりません。

中間管理職とはいえ、自分チームの部下が何か失敗をしたときはすべての責任をとらなくてはいけません。
上司には必ず結果を求められます。
数字は何よりも一番の評価になります。

いくら行動で示したとしても結果が伴わなければ、それは間違った方法だと判断されます。
明確な結果を残してその過程を評価され存在でなくてはいけません。

そして管理職として結果を出せるように部下に対して目標を細分化して指示をしなくてはいけません。
そしてそれが達成できているのかを管理するのが役割です。

部下との接し方

部下に対する接し方について一番悩む中間管理職は多いです。
自分の仕事を抱えながらも部下を育てていくということはとても大変です。
自分でやった方が早いと感じる仕事をいつまでも行ってしまうとなにも自分ではやらない部下が育ってしまいます。

さらに自分ができないことはやってもらえばいいという考えさえ持ってしまいます。
そして自分の仕事が増え、負担が増える結果になります。
都合のいいことばかりをやらされる立場にならないためにも、仕事を部下に任せて監督するということが大事です。

すべてのやり方を教えるのではなく、部下に与えた仕事の経過を観察し続けることが大事です。そしてどうしたらいいのかわからない状態になっているとき、部下が自分で答えを導かせるようにアドバイスを出すことが大事です。
自分でできたということをしっかり評価をして、また次のステップアップにつながるように課題を与えていきます。
これらを繰り返していくことで部下の成長につながります。