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部下

部下ができた時に心がけること

自分が手本となる行動をする

自分が社会人になって初めて会社に出社した時のことは誰もがよく覚えているのではないでしょうか。
入社して何もわからないことだらけでも、必ずそばで指導してくれる上司がいました。
その人が指導してくれたからこそ今の自分があります。
そして自分に部下ができたときも、同じく部下の目線も持ちながら指導することを忘れてはいけません。

部下が一番早く成長する方法としては、自分の仕事に対する取り組み方を目の前で見せていくことです。
最初は先輩がしていることを盗んでいくことが仕事を早く取得する一番の方法です。
その手本となる人が横柄な態度や適当な対応であれば、部下も同じように育ちます。
自分が手本となるような仕事ぶりを行うことで、部下だけでなく自分自身の仕事を見直す意味でも効果的です。

失敗をしたときの対応

部下ができたときに一番難しいことは、何か失敗をしたときの指導の仕方です。
部下が失敗をするということは、自分の責任でもあるためつい失敗したことを責めてしまう人が多いです。

なぜできなかったのか?と聞いてしまう人は、どうしたらできたのか?と聞き方を変えてみるだけで部下のとらえ方は大きく異なります。
なぜできなかったのかと聞かれると、失敗をしたことに対する理由や言い訳を考えてしまい、マイナスな発想しか生まれません。
しかしどうしたらできたのか?と問われると、自分がなぜ失敗したのかを振り返りながら、ほかにも方法があったのではと前向きに考えることができます。

またもう一ありがちな注意の仕方として、もっと注意しなさいなど漠然としたしかり方です。
部下の中には何がいけなかったのか理解していないケーズもあります。
できなかった理由よりも、どうやったら出来るのかという方法を知りたいと部下は感じています。
そのためより具体化して指示をして注意することで、次に同じ過ちをしないように正しい手段で仕事をすることができます。

意思の統一の仕方

当たり前の作業だと思っていても、人によって理解の仕方ややり方が違うことがあります。
自分の価値観がすべて正しいと思ってしまうと大きな誤解を生きっかけになってしまいます。

そのため一つの作業に対して価値観を同じように指導していくことが大事です。
そうすることで作業を依頼した時にほかの人と同じように進めることができ、同じものが完成するようになります。
あいまいな表現は避け、大事な作業に関しては共通の認識で仕事ができるように指導しましょう。

またもう一つ大事なことは部下が物事をどれだけ理解できているのか把握することです。
一度教えたことでも誤って覚えていると、今までの作業がやり直しになり無駄になってしまうこともあります。
そこでどこまで理解できているか知る手段として、部下に仕事を説明してもらうことが効果的です。

自分で理解ができてなければ説明することはできません。
どこまで理解できているのか明確になり、理解しているところまで仕事を任せていくと失敗は防ぐことができます。
そして次にステップアップして仕事範囲を広めていくようにしましょう。
そうすることで仕事に対する意思も統一することができます。